最近は、衣料の分野まで確実に<リユース>が浸透してきています。
例として、
●「バナナの茎」が、海外では10億tも捨てられていたのが海外からの要望で、綿をプラスして着る洋服が作られています。これは大手N社でもう行われています。
●沖縄名物の「月桃(げっとう)」が、地域特産の衣料に様変わりしています。
このように植物から新しい繊維を作り出している現在、非常に多くの分野で”環境に配慮した製品の開発”が叫ばれています。
新しい繊維は、1年間に約300〜400件開発されています。言い換えれば、毎日ひとつは新しい繊維が生まれていることになるのです。衣服を着用することによって、健康・快適性を増進して、元気が湧き、環境にも貢献できるような新しい繊維素材・製品の開発がますます期待されています。
植物以外にも、産業廃棄物として捨てられていたものを、非常に有用な形で衣料として利用している例もあります。
●カニの甲羅を利用した「抗菌防臭素材」
カニやエビの甲羅の殻から抽出されるキトサンという物質には、アレルギーを抑える効果があります。
●帆立貝の貝殻を利用した「防カビ抗菌防臭素材」
帆立貝の貝殻を主原料にしたセラミックの粉体をレーヨンやポリエステルの繊維に練り込むことで、かびない繊維が開発されています。産業廃棄物として処理に困っていた帆立貝の貝殻に天然鉱石を混合、約1000度で焼成して作ったセラミックです。
※新技術情報提供サービス の「繊維」参照
また、植物ではありませんが、再生ペット樹脂利用の衣料品も多数出てきています。
「ペットボトルから生まれた逸品」
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■牛乳から生まれた繊維■
ミルクガゼイン(牛乳たんぱく質)を原料としてつくられた繊維、「シノン(プロミックス)」も誕生しました。
この繊維は、自然な光沢があり肌触りがよく、また、吸水性に富んでおり、そのうえ、速乾性にもすぐれています。また軽いのも特長で、着心地が快適です。
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